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引越しの挨拶とお菓子

引越しの挨拶にお菓子を差し上げる関係

以前15年住んでいたマンションを主人の転勤で引越すことになった時の話です。 20世帯のマンションで15年も住んでいればたいていのお宅の家族構成も知っていましたし、 会えば挨拶を交わすのは当たり前のことでした。 中には家同士を行ったり来たりしていたお宅があったり、 ついつい立ち話を何十分もしてしまう方がいたり、 自治会のお世話をしてくれる方がいたり、 水漏れなどでご迷惑をかけてしまった方がいたりと 15年を振り返ると、たくさんの方にお世話になりました。 我が家の引越しは突然に決まり、一か月後には関西から関東に行かなければいけませんでした。 引っ越し準備はもちろん大変ですが、住んできたマンションの方への挨拶を どうしようかと考えました。とてもお世話になった方へはもちろんしたいと思いましたが、 そこまで接触がなかったお宅へはわざわざしなくてもいいのかしら。 引越しの日までにたまたま会えば話もできるかしら。 何か差し上げたがいいのかしら。など考えがまとまらないまま迫る引越しの準備をしていました。 ある日、ちょうどマンション入り口でとても仲よくしくれていた奥さんに会ったので 引越しの話をしました。すると奥さんが「淋しくなるわあ。もうあのチーズケーキも手作りのお菓子も 食べられへんくなるんやねー。悲しいわー。」と言ったのです。 そうなんです。私の趣味はお菓子を焼くことなのです。 それがヒントとなり、引越しの直前ではあったのですが、お菓子をたくさん焼き、 翌日に籠に入れて、一件ずつお礼の挨拶回りをしました。 みなさんお菓子にはとても喜んでくれて私も頑張って焼いた甲斐がありました。 そしてその後、関東への引越しが無事に完了しました。 さてさて、また挨拶回りです。私はお菓子を焼くことも考えましたが 初めましての見ず知らずの人から突然に手作りのお菓子をもらうのに、抵抗を感じる人もいるのでは ないかと思いました。そこで無難にタオルをご挨拶の品に選びました。 でも、今度このマンションを出る時には手作りのお菓子を差し上げるぐらい仲のよい間柄に なれたらいいなと思っています。

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